MONONOFU登場人物 / 最後の武士(もののふ)達

The portrait is unknown.

森 常吉

Mori Tsunekichi / 1826 - 1869

桑名藩士。江戸に生まれる。伯父の森家を継ぎ、1864(元治元)年、藩主・松平定敬の京都所司代就任に従い主席公用人となった。鳥羽伏見の戦いでの幕府軍大敗の後、彰義隊に参加。さらに藩主の逃れた仙台へ転じ、蝦夷地へ渡る藩主に同行するために、他の藩士とともに新選組の隊士となった。蝦夷地上陸後の七重、峠下の緒戦で負傷するが、1869(明治2)年には箱館に於ける新選組の頭取改役に任命され、弁天台場を本営として箱館山周辺の守備についた。同年5月11日の新政府軍の総攻撃により弁天台場に籠城するも15日には降伏。同日、隊長の職を相馬主計に託した。戦争終結後に投獄、桑名藩に引き渡され、同藩抗戦派の全責任を負って切腹を申し渡された。享年44歳。

サブで取り上げられているモニュメントの設置スポット

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