MONONOFU登場人物 / 最後の武士(もののふ)達

旧幕臣<br>碧血碑建立工事責任者 宮路助三郎

宮路助三郎

Miyaji Sukesaburo / 不明 - 1887

宮路助三郎は、戊辰戦争時に遊撃隊に所属して小田原で奮戦し、その後は仙台・庄内へ転戦したが、新政府軍に捕縛され江戸で投獄された。1872(明治5)年に函館へ渡り、海運業を営んだ。「碧血碑」建立工事の責任者を東京の碧血会から託され、柳川熊吉や大岡助右衛門らの協力のもとで石碑建立を成し遂げた。この後、1881(明治14)年に自費で実行寺、称名寺、浄玄寺などに仮埋葬されていた旧幕府軍戦死者の遺骨を、碧血碑へ移葬した。1886(明治19)年に上京して鉄道の軌道布設工事請負いをしたが、翌年に病没した。

旧幕臣<br>碧血碑建立工事責任者 宮路助三郎 画像出典:函館市中央図書館蔵

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