MONONOFU登場人物 / 最後の武士(もののふ)達

蝦夷地仮政権 第二列士満<br>第一大隊隊長、陸軍歩兵頭並 滝川充太郎

滝川充太郎

Takigawa Mitsutaro / 1850 - 1877

名は具綏。伝習士官隊隊長。大川正次郎らとともに大鳥圭介を軍事面で支えた。二股口の戦いでは援軍を率い駆けつけ、真っ先に馬を駆り敵陣に突撃。新政府軍の軍監・駒井政五郎を討ち取るなど大きな戦果を挙げるも、突出して反撃に合う。これに大川が激怒するところを土方歳三が「大川氏の言もとより理有り、滝川氏の勇もまた感ずべきなり」(『函館戦記』)と仲裁したという逸話が残る。

 

名は具綏。旧幕府陸軍・伝習隊が慶応4年4月に大鳥圭介に率いられ北方へ逃れた際には第二大隊に所属。大原村(現:栃木県日光市)の戦いにおいて功を立てるなど、大川らとともに大鳥圭介を軍事面で支えた。鷲ノ木上陸後は伝習士官隊を率い峠下村にて新政府軍の夜襲を撃退。大野口の戦いでは別動隊を率い新政府軍の後背を突き戦況を決定づけた。二股口の戦いでは第二次会戦に援軍として駆けつけている。

蝦夷地仮政権 第二列士満<br>第一大隊隊長、陸軍歩兵頭並 滝川充太郎 画像出典:函館市中央図書館蔵

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