MONONOFU登場人物 / 最後の武士(もののふ)達

The portrait is unknown.

増田虎之助

Masuda Toranosuke / 1836 - 1881

諱は明道。通称はほかに佐馬進など。佐賀の人。安政から万延にかけ、長崎海軍伝習所にて航海術・砲術・数学を修め、戊辰戦争勃発時に、藩主・鍋島直大による選任指名を受け、新政府海軍総督を補佐する参謀に抜擢される。以降新政府軍務局に出仕し、箱館戦争に際しては海軍統括の一翼を担う立場となった。矢不来の戦いにおいては甲鉄艦に乗船し、同じく海軍参謀の任に就いていた曽我準造(のちの祐準)とともに艦隊を指揮。艦砲掩護により新政府軍を勝利へと導いている。矢不来の戦いから3週間後の明治2年5月17日、榎本武揚らが亀田まで降伏のため出向くが、これを迎えたのが黒田了介(清隆)と増田であった。

サブで取り上げられているモニュメントの設置スポット

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